温泉水を捨てていませんか?
霧化分離装置は温泉水の濃縮に最適です。
近年、売上減に苦しんでいる温泉地の新しいビジネスとして、余っている温泉水の宅配事業が注目されています。しかし濃縮率の不十分さから、輸送コストや置き場が問題となり普及を阻んでいました※1。
霧化分離装置は最大100倍濃縮※2が可能です。家庭の浴槽程度の場合なら、1回につき濃縮温泉水2リットルあれば十分ですので、輸送コスト・置き場の問題が解決できます。
※1 従来の濃縮装置では10~20倍程度の濃縮が限界で、家庭の浴槽(約200リットル)で使用する場合でも、1回につき20倍の濃縮温泉水が10リットル必要でした。
※2 濃縮可能倍率は温泉の泉質によって異なります。
濃縮温泉水がもたらすメリット
湯元にとっての濃縮温泉水のメリット
- 余った温泉水を利用できる
- 全国どこへでも販売できる
- お土産物屋・売店でも販売できる
- ブランド化することができ、既にある浴場に付加価値をつけられる
- 効能・効果をユーザーにお試し頂ける
(消費者が気に入れば、元湯に誘導できる)
事業者にとっての濃縮温泉水のメリット
- 競合との差別化をはかれる
- 源泉の効果・効能を示すことができる
- お試し利用+濃縮温泉水の販売ができる
エンドユーザーにとっての濃縮温泉水のメリット
- いつでもどこでも温泉水を利用できる
- お試し利用で温泉を選べる
- 交通費ゼロ・いつでも利用できる
- 入浴剤と違い本物の温泉水である
温泉水濃縮の仕組み
温泉水に超音波を照射することで霧状にします(ネブライザーや超音波加湿器と同じ原理です)。
物質によって霧状になりやすいものとなりにくいものがある性質を利用し、液体を分離・濃縮する仕組みです。
温泉水濃縮に超音波霧化分離装置を利用するメリット
100倍濃縮が可能
※ 濃縮可能倍率は温泉の泉質によって異なります。
1人分の湯量を約200リットルとすると、2リットルの濃縮温泉水で対応できます。
従来の温泉濃縮装置は10~20倍が限界でした。
狭い場所にも設置可能
(装置サイズの例: 高さ 1750mm × 幅 1000mm × 奥行 750mm)
装置規模が小さい事例では、キャスターをつけ簡単に移動できる仕様も可能です。
冬でも運転可能
エネルギー源は電気のみ
従来の蒸留装置や蒸発缶は、装置の操作用電源に加え、ボイラーの取得やその燃料が必要でしたが、霧化分離装置は100~200V電源のみで稼働しますので、オペレーションを簡便化できます。
環境にやさしい技術
蒸留法と比較した場合、蒸留が液体(溶液)を加熱して気化させるエネルギーが必要なのに対して、超音波霧化分離は液体を同じ液体である霧(液滴)に変化させるだけであり、そもそも必要なエネルギー量が圧倒的に少なく済みます。
低温運転なので安全
設備の運用がラク
また、電気で稼働するため、オンラインで装置の監視が出来、稼働状況やエネルギー使用量の把握がスムーズです。
稼働開始が早い
※従来の蒸留法における蒸留塔では、焚きっぱなしが常識でした。
導入後のアップグレードが容易
試験運用の小型サイズから、中規模、大規模まで対応可能です。
製品情報
製品名 | 温泉水濃縮用 霧化分離装置 | ||||||||||||||||||
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外観 | |||||||||||||||||||
仕様(例) |
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基本構成 |
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オプション |
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プレス記事
日本経済新聞(2012年11月20日)四国版に霧化分離技術を利用した温泉水濃縮装置が紹介されました。
» 「ナノミスト、超音波で温泉水濃縮 旅館向け装置販売」 (2012/11/20 日本経済新聞 電子版)
お問合せ
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何でもお気軽にご相談下さい。
オペレーション費用については、
1)一日あたりの処理量、2)稼働時間、3)初期濃度、4)最終濃度
があれば概算の算出は可能です。
エラー: コンタクトフォームが見つかりません。