霧化槽(むかそう)とは、霧化分離装置において、液体を入れてミスト発生処理を行うタンクのことです。
霧化槽の内部に設置された振動子から超音波を照射すると、液体(母液/原液/混合液)のミスト化が始まります。
霧化槽の内部に設置された振動子から超音波を照射すると、液体(母液/原液/混合液)のミスト化が始まります。
上記写真は、大量の振動子を設置して、ミスト化のみを行っている様子です。
このミストを回収し、サイクロンでミストの振り分けを行うのが霧化分離の基本です。
ミストの粒径は一般的な霧吹きに比べて大変細かく、水をミスト化した場合、平均粒径が5マイクロメートル ※ (=1mmの200分の1)、炭化水素やアルコール類の場合さらに小さいミストが発生します。
※1μm(マイクロメートル)は0.001 ミリメートル。マイクロメートルはミクロンとも呼ばれていました。